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■和室の畳を選ぶ|御代田の家

2026.06.15

御代田の家では、和室に使用する畳の選定を行いました。


畳というと昔ながらの本畳を思い浮かべる方が多いと思いますが、最近では畳の芯材に断熱材やボード状の材料を使用したものが主流になっています。

性能面や施工性など様々なメリットがありますが、薄い畳の場合は硬さを感じやすかったり、反りなどの問題が出ることもあります。


今回の和室については、もともと敷かれていた畳と同じ55mm厚の畳を採用することにしました。
厚みのある畳は足触りも柔らかく、座った時や寝転んだ時の心地よさも違います。
最近では縁のない「ヘリなし畳」を選ばれる方も多くなりましたが、私は昔ながらの畳の雰囲気が好きなので、今回もヘリ付きの畳を選んでいます。


畳屋さんには様々な縁のサンプルを用意していただき、実際に見ながら検討を進めました。
また、畳表についても検討を行いました。
近年は耐久性やメンテナンス性の高さから、和紙製の畳表が多く採用されています。
畳屋さんも和紙製のサンプルを準備してくださいましたが、今回は当初から考えていた通り、国産イグサの畳表を採用することにしました。
理由はとても単純で、イグサの香りを楽しみたかったからです。
和室に入った瞬間に感じるあの香りは、やはり本物のイグサならではの魅力だと思います。

畳の縁については、当初考えていた色がオプション仕様だったため、標準品の中から選ぶことになりました。
いくつか比較した結果、今回は少し柔らかさを感じるピンク色の縁を採用しています。


図面や写真だけではなかなか想像しにくい部分ですが、畳の色や縁の色ひとつで和室の印象は大きく変わります。
完成した空間の中でどのように見えるのか、私自身とても楽しみにしています。


完成まであと少し。
一つひとつ素材を確認しながら、丁寧に仕上げていきたいと思います。