■屋上緑化について|3月にお引き渡しした賃貸マンション
2026.06.05
3月にお引き渡しをしたファミリータイプの賃貸マンションでは、屋上の一部を緑化しています。
今回の計画では、区の条例により、「人がアクセスできる屋上については一定の緑化を行うこと」という規定があり、屋上緑化を取り入れる必要がありました。

ただ、屋上緑化といっても、単純に植物を置けば良いわけではありません。
防水との取り合い、排水計画、荷重、メンテナンス性、そしてコスト。
設計当初から、どのような形で実現するのが最適か、様々な方向で検討を進めていました。
最終的には、比較的施工性が高く、メンテナンスもしやすそうなメーカーさんの商品を採用することに。
今回は施工会社さんにお願いするのではなく、材料を購入し、自社で施工を行いました。
施工は、耐根層、保水層、透水シートなどを順番に敷き込みながら進めています。
普段の建築工事とは少し違う作業ですが、実際に施工してみることで、納まりや材料の特徴など、学ぶことも多くありました。
また、屋上という環境上、夏場は特に乾燥しやすいため、簡易的ではありますが自動散水システムも設置しています。

完成から約1か月半ほど経ちましたが、現在のところ、しっかりと緑が育っていることを確認できています。
建築は、建物を完成させて終わりではなく、その後どのように環境が育っていくかも大切だと感じています。
今後、季節によってどのように変化していくのか、引き続き様子を見ていきたいと思います。
